グラン・ジュテ

その方（Wさんと呼びますね）はとても明るくて気さくな方でした。何だか友人の家を訪問している感じで、緊張することなく話をすることができました。

はじめに、マッサージの前にカウンセリングということで、今の悩みや聞きたいことを1時間ほど話をしました。私は仕事のことや以前から悩んでいたことを話してみました。悩みとは、自分が人づきあいがあまり上手ではないことと子どもたちに厳しく接してしまうことです。「もっと人と上手に付き合いたい」「もっと子どもたちに母親らしく、愛情を持って優しく接してあげないと」と思いながら、なかなかうまくできない自分がいやだと感じることが多々あります。「これが今世の私の課題なんだろうな」と思うけど、それに子どもたちを巻き込んでいることへの罪悪感を感じていたんです。

Wさんは私の話を聞いて、Wさんの考えや話していて感じたことを伝えてくれました。今の私はグラウンディング（大地と繋がり、エネルギーをチャージする）がうまくできていなくて足が宙に浮いて「心、ここにあらず」の状態になっているので、仕事など何をやっても空回りするし、どうすれば物事にうまく対処できるか考えられない状態になってしまっている、ということでした。

子どもたちのことは、子どもたちは私のそういうところを分かった上で私の元に生まれてきているし、それでもママが大好きって思っていると感じるので大丈夫だよ、と言ってくれました。

Wさんの場合は、マッサージでヒーリングをしているときにより多くのメッセージが浮かぶそうです。カウンセリングの後に着替えをして、マッサージを受けました。最初は足湯をしながらのフットマッサージでした。私の場合は右足がとても固くてマッサージが痛いと感じるのですが、左は痛みは感じませんでした。Wさんは「毎日とても緊張していると感じるよ」と言いながらマッサージをしてくれて、しばらくすると右足がとても軽くなりました。